迷惑SMSが増えると、どこを設定すれば減らせるのか、何を拒否してよいのか迷いやすくなります。
SMS本文のリンクから解除や確認を進めるのではなく、スマホ本体、携帯キャリア、メッセージアプリの設定を順番に見直すことが大切です。
この記事では、迷惑SMSを減らすために最初に確認したい設定を、iPhone、Android、au、ドコモ、ソフトバンクの考え方も含めて整理します。
あわせて、必要なSMSが届かない時の確認場所や、すり抜けたSMSを安全に確認する方法も説明します。
・迷惑SMSを減らす前に確認したい安全な順番
・au、ドコモ、ソフトバンク側で見る設定
・iPhoneとAndroidで確認したい本体やアプリの設定
・必要なSMSが届かない時や家族のスマホを見る時の注意点
迷惑SMSを減らす設定の前に確認すること
迷惑SMSが増えている時は、設定を変える前に、まず安全な確認順を決めておくことが大切です。
スマホ本体や携帯キャリアの設定を見直すと届きにくくできる場合がありますが、すでにリンクを押した、情報を入力した、不審なアプリを入れた場合は、設定より先に被害を広げない対応が必要です。
・まずSMS内リンクを押さない
・すでに押した時は設定より対処を優先する
・完全に止める設定ではない
・確認する順番を決めておく
まずSMS内リンクを押さない
迷惑SMSを減らしたい時でも、SMS本文にあるリンクから「解除」「配信停止」「本人確認」「支払い確認」などを進めないでください。
送信元に有名な会社名が入っていても、SMSの文面だけで本物かどうかを判断するのは危険です。
確認が必要な場合は、SMS内リンクではなく、公式アプリ、ブックマーク済みの公式サイト、公式ヘルプ、注文履歴、利用明細などから確認します。
警察庁も、メールやSMSに記載されたリンクをクリックせず、公式サイトやアプリから確認することを案内しています。
(出典:警察庁)
特に次のような文面は、落ち着いて公式の入口から見直してください。
・利用停止を予告する内容
・未払い料金の支払いを求める内容
・荷物の再配達を装う内容
・アカウント確認を急がせる内容
・「解除はこちら」とリンクを押させる内容
迷惑SMSを減らす設定を探している時ほど、「このSMSを止めるためにリンクを押す」という流れになりやすいです。
解除や確認は、SMS内の案内ではなく、スマホの設定画面や契約中の携帯会社の公式ページから行うのが安全です。
怪しいSMSが本物か迷う場合は、怪しいSMSを公式の入口から確認する方法も参考になります。
すでに押した時は設定より対処を優先する
すでにSMSを開いた、リンクを押した、情報を入力した場合は、迷惑SMSを減らす設定より先に、どこまで操作したかを切り分けます。
同じ「迷惑SMSを受け取った」状態でも、必要な対応は大きく変わります。
まず、次の順番で確認してください。
- SMSを開いただけか。
- SMS内リンクを押したか。
- リンク先でIDやパスワードを入力したか。
- クレジットカード番号を入力したか。
- 銀行情報、暗証番号、認証情報を入力したか。
- 住所、氏名、電話番号を入力したか。
- 不審なアプリを入れたか。
- 表示された電話番号に電話したか。
SMSを開いただけで、リンクを押していない、情報を入力していない、アプリを入れていない場合は、まずそのSMS内リンクに触れず、スクリーンショットを残してから削除やブロックを検討します。
リンクを押した場合は、入力の有無とアプリ追加の有無を分けて考えます。
IDやパスワードを入力した場合は、SMS内リンクではなく、公式サイトや公式アプリからパスワード変更を行います。
同じパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、そのサービス側も見直します。
カード番号を入力した場合は、カード会社の公式窓口で利用停止や再発行を相談してください。
銀行情報や認証情報を入力した場合は、金融機関の公式窓口に相談します。
不審なアプリを入れた場合は、通信を切る、アプリを削除する、必要に応じて専門窓口へ相談する流れを優先します。
電話してしまった場合は、追加情報を伝えず、折り返しを続けず、日時や伝えた内容を整理して相談しやすい状態にします。
SMS内リンクを押した後や情報を入力した時は、SMS内リンクを押した後や情報を入力した時の対処まとめも確認してください。
完全に止める設定ではない
迷惑SMSを減らす設定は、届く数を減らしたり、怪しいSMSに気づきやすくしたりするためのものです。
設定を有効にしても、すべての迷惑SMSを完全に止められるとは限りません。
迷惑SMSは、電話番号、差出人名、文面、URL、送信経路を変えて届く場合があります。
同じ相手をブロックしても、別の番号や別の表示名で届くことがあります。
そのため、「この設定を入れたらもう安心」と考えるより、すり抜けるSMSがある前提で安全な確認方法を決めておくことが大切です。
また、設定を強めると、必要なSMSが迷惑扱いされることもあります。
認証コード、配送通知、予約確認、家族や知人からの連絡が見つけにくくなる場合もあるため、後で解除や確認ができる場所もあわせて知っておくと安心です。
迷惑SMS対策は、次のように考えると現実的です。
・キャリア側の設定で届きにくくする。
・スマホ本体やアプリ側で見分けやすくする。
・同じ相手は個別にブロックする。
・すり抜けたSMSはリンクを押さず公式から確認する。
・必要なSMSが届かない時の確認場所も知っておく。
確認する順番を決めておく
迷惑SMSを減らす設定は、思いついた場所から触るより、順番を決めて確認した方が迷いにくくなります。
特に、iPhone、Android、携帯会社、メッセージアプリの設定が混ざると、どこを変えたのか分からなくなりやすいです。
最初は次の順番で見直すと進めやすいです。
- SMS内リンクを押していないか確認する。
- 契約中の携帯キャリアの迷惑SMS対策を確認する。
- iPhoneまたはAndroidのメッセージ設定を確認する。
- 繰り返し届く相手を個別ブロックする。
- 必要なSMSが迷惑扱いされていないか確認する。
毎回違う番号から迷惑SMSが届く場合は、端末側の個別ブロックだけでは追いつかないことがあります。
その場合は、携帯キャリア側の迷惑SMS対策や拒否設定を先に見ます。
反対に、同じ番号や同じ相手から繰り返し届く場合は、スマホ本体やメッセージアプリの個別ブロックが役立ちます。
番号や相手が固定されているか、毎回変わるかで、見るべき設定を分けると判断しやすくなります。
携帯キャリア側の迷惑SMS設定
迷惑SMSが多い場合は、スマホ本体の個別ブロックだけでなく、契約中の携帯キャリア側の設定も確認します。
とくに、毎回違う番号から届く、URL付きSMSが多い、なりすましのように見えるSMSが多い場合は、キャリア側の迷惑SMS対策を先に見る価値があります。
・auの迷惑SMSブロックを確認する
・ドコモのSMS拒否設定を見る
・ソフトバンクの拒否設定を見る
・URL付きSMSが多い時の考え方
・キャリア設定で止まらないSMSもある
auの迷惑SMSブロックを確認する
auには、迷惑SMSの疑いがあるSMSを自動判定し、利用者に届かないようにする「迷惑SMSブロック」があります。
申し込み不要、無料で提供されており、希望しない場合は無効化できると案内されています。
(出典:au公式サイト)
auを使っていて迷惑SMSが多い場合は、まずこの迷惑SMSブロックの状態を確認します。
「SMS 迷惑メール au」「Au 迷惑SMSブロック」と探している人は、個別のSMS本文から解除や確認をするのではなく、au公式の案内や契約者向けの画面から確認してください。
ただし、迷惑SMSブロックを使っても、すべての迷惑SMSが止まるわけではありません。
au公式でも、迷惑SMSではないSMSが規制される場合があると案内されています。
そのため、必要なSMSが届かない時は、設定を強めるだけでなく、ブロックや規制の影響を受けていないかも見直します。
auには、迷惑メッセージや迷惑電話を警告表示するサービスの案内もあります。
ただし、この記事では有料オプションや周辺サービスを入れれば安心という扱いにはしません。
まずは契約中の回線で使える基本の迷惑SMS対策を確認することが大切です。
ドコモのSMS拒否設定を見る
ドコモでは、SMS拒否設定が用意されています。
公式案内では、My docomoの設定からメール内のSMS拒否設定へ進み、ネットワーク暗証番号で認証して設定する流れが示されています。
条件を指定して拒否する方法、条件を指定して受信する方法があるため、何を止めたいかによって設定内容が変わります。
(出典:NTTドコモ公式サイト)
ドコモのSMS拒否設定を見る時は、「全部拒否すればよい」と考えない方が安全です。
認証コード、家族や知人からのSMS、サービス利用に必要な通知まで届きにくくなる可能性があります。
迷惑SMSを減らしたいのか、特定の番号だけを止めたいのか、必要なSMSだけ受け取りたいのかを分けて考えます。
「SMS拒否設定 ドコモ」と探している場合は、My docomoから公式の設定画面に進む流れを使います。
SMS本文に書かれたリンクから設定するのではなく、公式アプリや公式サイトの入口から進めてください。
設定後に必要なSMSが届かなくなった場合は、個別番号拒否、個別番号受信、条件指定の内容を見直します。
拒否設定を入れたこと自体を忘れていると、認証コードが届かない原因に気づきにくくなります。
ソフトバンクの拒否設定を見る
ソフトバンクでは、My SoftBankアプリやMy SoftBankから迷惑メール対策を設定できます。
公式FAQでは、特定の電話番号から送られるSMSの拒否、URLリンク付きSMSの拒否、迷惑SMSフィルター、なりすましSMSの拒否などが案内されています。
(出典:ソフトバンク公式サイト)
ソフトバンクを使っている場合は、届いている迷惑SMSの特徴に合わせて設定を見ます。
同じ番号から繰り返し届くなら、特定番号の拒否が候補になります。
URLが入ったSMSが多いなら、URLリンク付きSMSの拒否設定が関係します。
なりすましのように見えるSMSが多い場合は、迷惑SMSフィルターやなりすましSMS拒否の案内を確認します。
ただし、必要なSMSにもURLが含まれる場合があります。
予約確認、配送通知、サービス案内など、普段使っているサービスからのSMSが見つけにくくなる可能性もあるため、設定を変えた後は必要な通知が届いているかも確認してください。
ソフトバンクの設定も、SMS内リンクからではなく、My SoftBankアプリやMy SoftBankなど公式の入口から確認します。
迷惑SMS本文に書かれた「解除」や「停止」のリンクを使う必要はありません。
URL付きSMSが多い時の考え方
URL付きSMSが多い場合は、リンクを押す前提で見分けようとしないことが大切です。
迷惑SMSの中には、偽サイトやフィッシングサイトへ誘導するものがあります。
警察庁は、携帯電話会社などが提供する迷惑メッセージブロック機能を活用し、不審なSMSが届きづらい設定にすることを案内しています。
(出典:警察庁)
URL付きSMSが多い時は、次の順番で考えます。
- SMS内リンクを押さない。
- 契約中キャリアのURL付きSMS対策や迷惑SMS対策を確認する。
- 本当に必要な通知は公式アプリや公式サイトから確認する。
- 同じ番号から繰り返す場合は個別ブロックする。
- 届いたSMSのスクリーンショットや日時を残す。
ソフトバンクにはURLリンク付きSMSの拒否設定があります。
auやドコモでも、迷惑SMS対策やSMS拒否設定の確認が候補になります。
ただし、URL付きSMSをすべて危険と決めつけるのではなく、確認は公式の入口から行うという方針にします。
「SMS 迷惑メール 解除」と検索している場合も、SMS本文内の解除リンクを押すという意味で考えないでください。
解除や設定変更は、携帯会社の公式アプリ、公式サイト、スマホ本体の設定画面から行います。
キャリア設定で止まらないSMSもある
キャリア側の迷惑SMS設定を入れても、SMSが完全に止まるとは限りません。
送信元や番号が変わるSMS、企業からの一部配信、別経路で届くメッセージなど、設定だけでは止めきれないものがあります。
ソフトバンクの受信許可・拒否設定でも、受信拒否設定を行っても企業からのメール配信など拒否できない場合があると案内されています。
(出典:ソフトバンク公式サイト)
そのため、キャリア設定をした後も迷惑SMSが届く場合は、設定ミスと決めつけなくて大丈夫です。
すり抜けるSMSがある前提で、スマホ本体やメッセージアプリ側の設定も確認します。
一方で、必要なSMSが届かない場合は、キャリア側の拒否条件や受信条件が影響している可能性があります。
設定を強めた後に認証コードや家族からのSMSが届かない時は、拒否設定だけでなく、受信設定も見直してください。
スマホ本体とアプリの設定
携帯キャリア側の設定に加えて、iPhoneやAndroidの本体設定、メッセージアプリ側の設定も確認します。
本体やアプリの設定は、特定の相手をブロックしたい時、知らない差出人を分けて見たい時、必要なSMSが迷惑扱いされていないか確認したい時に役立ちます。
・iPhoneの不明な差出人を分ける
・iPhoneで番号をブロックする
・Androidのスパム対策を見る
・Google メッセージでブロックする
・同じ番号と別番号で対策を分ける
iPhoneの不明な差出人を分ける
iPhoneでは、不明な差出人からのメッセージをフィルタリングする機能があります。
これは、知らない相手からのメッセージを通常の一覧と分けて見やすくするための設定です。
迷惑SMSを完全に消す設定ではありません。
この設定を使うと、連絡先に登録していない相手からのメッセージが、不明な差出人側に分けられる場合があります。
知らない番号から届くSMSが多く、通常のメッセージ一覧が見づらい時には役立ちます。
ただし、企業や知人からの連絡でも、連絡先に登録していない相手は不明な差出人側に入る可能性があります。
認証コードや予約確認が見当たらない時は、通常の一覧だけでなく、不明な差出人側も確認してください。
iPhoneの設定画面は、iOSのバージョンによって表示名や場所が変わる場合があります。
画面が見つからない時は、設定内で「メッセージ」「不明な差出人」「フィルタ」などを探すと見つけやすくなります。
iPhoneで番号をブロックする
iPhoneでは、特定の差出人や電話番号をブロックできます。
同じ番号から何度も迷惑SMSが届く場合は、個別ブロックが役立ちます。
ただし、相手が別の番号や別の差出人名を使って送ってくる場合、番号単位のブロックだけでは十分に減らないことがあります。
昨日届いた番号をブロックしても、今日また別の番号から届くようなケースでは、キャリア側の迷惑SMS設定やメッセージアプリ側のフィルタもあわせて見ます。
必要なSMSが届かない場合は、ブロックした連絡先に相手が入っていないか確認してください。
iPhoneでは、ブロックした連絡先を管理し、必要に応じて解除できます。
「SMS拒否設定 解除 iPhone」と探している場合は、SMS本文の解除リンクではなく、iPhone本体のブロック設定を見直す意味で考えると安全です。
ブロックは、特定の相手を止めるための設定です。
不特定多数の番号から届く迷惑SMS全体を止める設定として期待しすぎない方がよいです。
Androidのスパム対策を見る
Androidでは、使っているメッセージアプリによって設定場所が変わります。
Google メッセージを使っている場合は、スパム対策機能を確認できます。
Google公式ヘルプでは、Google メッセージのプロフィール写真またはアイコンからメッセージの設定へ進み、スパム対策をオンまたはオフにできると案内されています。
ただし、この機能は利用可能なデバイスに表示されるため、すべてのAndroid端末で同じ表示になるとは限りません。
(出典:Googleヘルプ)
Androidは、端末メーカー、Androidのバージョン、標準メッセージアプリによって画面が違います。
そのため、本文やヘルプの手順と同じ名前の項目が見つからない場合があります。
画面が違う時は、次の順で探すと進めやすいです。
- Google メッセージを使っているか確認する。
- メッセージアプリ内の設定を見る。
- スパム対策、ブロック、迷惑メッセージに近い項目を探す。
- 端末の設定アプリ内でメッセージ関連の項目を探す。
- 契約中キャリアの公式ヘルプを確認する。
Android全体で同じ手順だと決めつけず、Google メッセージの場合として確認するのが安全です。
Google メッセージでブロックする
Google メッセージでは、迷惑な会話をブロックしたり、スパムとして報告したりできます。
会話をスパムとして報告すると、送信者がブロックされ、会話はスパムまたはブロック中のフォルダへ移動します。
同じ番号や同じ相手から迷惑SMSが続く場合は、Google メッセージでのブロックが役立ちます。
一方で、毎回違う番号から届くSMSには、個別ブロックだけでは追いつきにくいことがあります。
その場合は、契約中の携帯キャリア側の迷惑SMS対策も確認します。
必要なSMSを誤ってブロックした場合は、スパムまたはブロック中から相手を確認し、ブロック解除できます。
Google公式ヘルプでは、ブロック解除するとスパム報告が取り消され、会話がホーム画面に戻ると案内されています。
Androidで「SMS拒否 Android」と探している場合は、キャリアのSMS拒否設定と、Google メッセージのブロック機能が混ざりやすいです。
キャリア側の拒否設定なのか、アプリ内のブロックなのかを分けて確認してください。
同じ番号と別番号で対策を分ける
迷惑SMSを減らす時は、届き方によって対策を分けると判断しやすくなります。
同じ番号から繰り返し届く場合と、毎回違う番号から届く場合では、優先する設定が変わります。
同じ番号から届く場合は、次の対策が向いています。
・iPhoneの番号ブロック。
・Google メッセージのブロック。
・キャリアの個別番号拒否。
・スパム報告。
毎回違う番号から届く場合は、番号ごとのブロックだけでは手間が増えます。
この場合は、キャリア側の迷惑SMSブロック、SMS拒否設定、迷惑SMSフィルター、URLリンク付きSMS拒否などを確認する優先度が上がります。
また、差出人名が有名企業に見えても、本文だけで本物とは判断しないでください。
本当に必要な連絡かどうかは、公式アプリや公式サイト、注文履歴、利用明細などから確認します。
設定を分けて考えると、無理にすべてのSMSを拒否しなくて済みます。
必要なSMSまで止めてしまうより、「怪しいSMSを減らす」「特定の相手を止める」「不明な差出人を分ける」という目的ごとに設定する方が現実的です。
設定後に困らないための確認
迷惑SMS対策は、設定して終わりではありません。
必要なSMSが届かない時の確認場所、解除したい時の注意、家族のスマホを見直す時の聞き方、削除前に残す情報まで押さえておくと、設定後の困りごとを減らせます。
・必要なSMSが届かない時に見る場所
・SMS拒否設定を解除したい時の注意
・家族のスマホを確認する時の聞き方
・削除前に残しておきたい情報
・すり抜けたSMSは公式から確認する
必要なSMSが届かない時に見る場所
迷惑SMSを減らす設定を強めると、必要なSMSが見つけにくくなる場合があります。
認証コード、配送通知、予約確認、家族や知人からの連絡が届かない時は、設定を一つずつ見直します。
まず、iPhoneでは次の場所を確認します。
・不明な差出人に分けられていないか。
・ブロックした連絡先に相手が入っていないか。
・メッセージ一覧の別表示に入っていないか。
AndroidでGoogle メッセージを使っている場合は、次の場所を確認します。
・スパムまたはブロック中に入っていないか。
・ブロックした相手に含まれていないか。
・スパム対策の設定が影響していないか。
携帯キャリア側では、拒否条件や受信条件を見直します。
ドコモならSMS拒否設定や個別番号受信、個別番号拒否の内容が関係する場合があります。
auでは迷惑SMSではないSMSが規制される場合があると案内されているため、迷惑SMSブロックの状態も確認対象になります。
必要なSMSが届かない時は、すぐに迷惑SMS対策をすべて切るのではなく、どの設定が影響しているかを順番に見ると戻しやすくなります。
SMS拒否設定を解除したい時の注意
「SMS拒否設定を解除したい」と思った時に注意したいのは、解除の入口です。
SMS本文にある「解除」「停止」「確認」などのリンクから進むのではなく、スマホ本体の設定画面、メッセージアプリ、契約中キャリアの公式アプリや公式サイトから確認してください。
解除が必要になる場面には、次のようなものがあります。
・認証コードが届かない。
・家族や知人からのSMSが届かない。
・配送通知や予約確認が見つからない。
・特定サービスの通知だけ届かない。
・ブロックした覚えのある相手から受け取りたい。
iPhoneの場合は、ブロックした連絡先や不明な差出人の表示を確認します。
AndroidのGoogle メッセージでは、スパムまたはブロック中を確認し、必要に応じてブロック解除します。
ドコモなどキャリア側のSMS拒否設定を使っている場合は、条件指定の拒否や受信設定を見直します。
解除する時は、すべての対策を外すより、必要な相手や通知だけ受け取れる設定にできないかを先に考えます。
迷惑SMSを減らす効果を残しながら、必要なSMSを受け取れる状態に近づけるためです。
家族のスマホを確認する時の聞き方
親や高齢の家族のスマホに迷惑SMSが多い時は、まず責めないことが大切です。
「なんで押したの」と聞くと、本人が言いにくくなり、必要な情報が分からなくなることがあります。
最初は、次のように落ち着いて聞くと確認しやすくなります。
・どこの携帯会社を使っているか。
・iPhoneかAndroidか。
・SMSを開いただけか。
・リンクを押したか。
・名前、住所、電話番号を入力したか。
・IDやパスワードを入力したか。
・カード番号や銀行情報を入力したか。
・アプリを入れたか。
・電話をかけたか。
・SMS画面のスクリーンショットを送れるか。
離れて暮らしている場合は、SMS画面のスクリーンショットを送ってもらうと状況を整理しやすくなります。
ただし、スクリーンショットを送ってもらう時も、SMS内リンクを押さないよう先に伝えてください。
家族のスマホ設定を見直す時は、携帯会社の設定、iPhoneやAndroidの設定、メッセージアプリの設定を一気に変えすぎない方が安全です。
何を変えたか分からなくなると、必要なSMSが届かない時に戻しにくくなります。
「迷惑SMSが来たら、リンクを押す前に家族に見せる」「支払い、停止、本人確認のSMSは一人で進めない」など、次に同じことが起きた時の相談ルールを決めておくと再発防止につながります。
削除前に残しておきたい情報
迷惑SMSはすぐ削除したくなりますが、不安が残る場合や、リンクを押した可能性がある場合は、削除前に情報を残しておくと相談しやすくなります。
フィッシング対策協議会では、フィッシングと思われるSMSについて、スクリーンショットを取得してメールに添付する方法が案内されています。
(出典:フィッシング対策協議会)
残しておきたい情報は、次のようなものです。
・受信日時。
・差出人名や電話番号。
・SMS本文のスクリーンショット。
・押したリンクの有無。
・入力した情報の種類。
・入れたアプリの有無。
・電話したかどうか。
・利用明細や注文履歴で気になる動きがあるか。
削除前に記録しておくと、家族、携帯会社、カード会社、金融機関、警察の相談窓口などへ説明しやすくなります。
ただし、不審なリンクを開き直して確認する必要はありません。
画面に残っている情報を安全な範囲で記録します。
迷惑SMSを開いただけか、リンクを押したか分からない時は、怪しいSMSを開いただけか、リンクを押したかを確認する手順も参考になります。
すり抜けたSMSは公式から確認する
設定を見直しても、迷惑SMSがすり抜けて届くことがあります。
その時に大切なのは、SMS本文のリンクから確認しないことです。
本物か迷う場合は、次のような安全な入口から確認します。
・公式アプリ。
・ブックマーク済みの公式サイト。
・公式ヘルプ。
・カード明細。
・注文履歴。
・利用履歴。
・契約中キャリアの公式設定画面。
たとえば、支払い、配送、アカウント停止、本人確認などの内容が届いた場合でも、SMS内リンクではなく、普段使っている公式アプリや公式サイトから同じ内容が出ているか確認します。
公式側に何も表示されていない場合は、SMS本文だけで急いで操作しないでください。
迷惑SMS対策は、設定だけで完結するものではありません。
届きにくくする設定、見分けやすくする設定、必要なSMSを見失わない確認、すり抜けた時にリンクを押さない習慣を組み合わせることで、安全側に行動しやすくなります。
記事のまとめ
・迷惑SMSを減らす前にSMS内リンクは押さない
・解除や確認は公式アプリや公式サイトから行う
・リンクを押した後は設定より先に入力有無を確認する
・情報を入力した場合は公式窓口での相談を優先する
・迷惑SMS対策は完全防止ではなく届きにくくする設定
・毎回違う番号から届く時はキャリア側を先に見る
・同じ番号から繰り返す時は個別ブロックが役立つ
・auは迷惑SMSブロックの状態を確認する
・ドコモはSMS拒否設定の条件を見直す
・ソフトバンクは拒否設定やフィルターを確認する
・iPhoneは不明な差出人とブロック済み連絡先を見る
・AndroidはGoogle メッセージのスパム対策を確認する
・必要なSMSが届かない時は拒否条件を順に戻す
・家族のスマホを見る時は責めずに操作状況を聞く
・削除前に受信日時やスクリーンショットを残す
・すり抜けたSMSは本文リンクではなく公式から確認する
